奥田真希のおすすめ展覧会を日記形式で紹介


by makkiart

出かける時は晴れてたのに・・・・

昼間は夏空のようにカンカンに晴れてたので、母のお下がりの水色ワンピースで出かけることにした。日傘もさして、アパートからすぐのgalerie16へ。
 先週から杉浦隆夫さんの「偽装 —Camouflage—」が開催中(〜10/1)
会場いっぱいに銀色のカバーで覆われた2ボックスカーがドーンとある。一体どうやって搬入したんだろう。搬入口は入り口ドアなのでどうやってもムリ。で、車の下を覗き込んでやっと納得。それで偽装なんだな〜。(気になる方は会場で)杉浦さんは兵庫県立美術館で企画展「みんな手探り」を開催中。(〜11/3)
 隣の美術館を左手に疎水沿いをてくてく、GALLERY HANEUSAGIに。   HANEUSAGIではお馴染みのお二人。(どちらも〜10/2)
 Room1で潤井一壮くんの「Let Black,Pure White」。染料インクで印刷した写真に顔料のパステルでドローイング。その時々の自分の思いを描いている。それと、そ写真とドローイングをアニメーションにした映像が流れている。森の中で撮った写真があって気持ちよさそうなので場所をきいたら須磨の公園だとか。行ってみたいな。
 Room2はまゝり(ままり)さんの「COSMOS まる・ひかり・うごき」
 ままりさんの思う宇宙の相関図がインスタレーションで表現されている。インドのチャクラや北斗七星、天使の翼の門など、神秘的。まず、海を表わす円盤に立ってそこから宇宙へとのびる道を歩く。なにか不思議な儀式のようです。オーナーのTさんも神秘的な世界が好きなのでお二人の話は興味深いです。
 坂を登ってART SPACE NIJI 。
各メディアでも取り上げられている「折元立身のオブジェ」展(〜10/9)。御本人が段ボール箱で作った覗き箱をおぶって来場者に覗かせていた。私も中を覗かせてもらった。(気になる人は会場で覗いてみましょう)折元さんの作品は、日常から出る廃材や不要品を素材にしたレトロなオブジェ。郵便受けをショーケースに見立てたものや実母の飲んだ薬のパッケージをガラス瓶に詰めたものなど。日頃、たまってた「いらないもの」も素敵に変身するんだな。やってみようかな。
GALLERY SUZUKIでは「藤原正和 美智子 2人展」(〜10/2)。
ドアを開けてまっ先にドン付きの回転するうねうねしたアルミのダクト管が!タ、タノッシー!こういうの家にあったらいいなー。他の作品もかなり曲者。受話器を取るとジリリリリーンとなる黒電話。サイボーグ招き猫などなど、すべて回転することをテーマにした作品。これらは御主人の正和さんの作。筆のタッチを残した絵は一節添えてあって余韻が残りマス。こっちは会場にいらした奥様の美智子さん。とってもかわいらしい人で、色々とお話させてもらいました。
 さてと西のエリアに行きますか、と外にでると空があやしい、ちょっと涼しくなってない?そういや周りは長そでの人もいる。これでは季節遅れではないですか!はずかしー。まるっきり夏女やん!
 失敗したーて思いながらGALLERY 射手座に。                       以前、「日本画ジャック」に参加していた水野剛志さんの個展「四季」(〜10/2)
 各々の季節の一場面を岩絵の具の繊細な質感で表現している。王道なんだけどやっぱり日本の自然ていいなと思わせる。特に一面の銀杏の葉の落ち葉の様子は二条で同じような景色を見たので思い出してふけってしまった。丁度日本画家(にっぽんがか)の山本太郎さんもいらした。今日も着物にスニーカーがマッチしてます!近く、金沢での展覧会があり、これから制作らしい。相変わらず多忙みたい。 (「銀ノ波 金ノ星 絵師 山本太郎 日本゜画展 」10/2〜16 アナザームーブメント http://www.another-movement.com/)
 表通りから1本南の路地にあるART ZONEの「アートビートキョートアワード」展(〜10/2)は7月に行われたアワードの受賞者の作品展。20代の若手作家でどれも気になる作品。中でもやられた感と感動してしまったのが微生部Ⅱ。学校で皆習ったことのあるミジンコやミドリムシの世界を映像作品に。顕微鏡の映像(だからCGではなくて本物なんですね)に音声をつけて微生物たちの日常をドラマチックに演出している。こんなのが教材だったらどんなに授業が楽しかっただろう?今のバーチャルな教育を受けてる子供達に見せてあげたいな。もっと生き物が身近に感じられるだろうに。感動しちゃってコメントノートもしっかり書いてきました。
 ホクホクしながら通りかかったのでWHITE CUBE KYOTOを覗く。お!っと目に止まったのは田内華奈さんのタブロー。1cmくらいの色粒が並ぶモザイクのようなきれいな画面。たまにヒット作があるのでここもついつい寄ってしまう。
  同時代GALLERYは2003年の初個展以来お久しぶりの林 雅彦 deka さんの個展 「日向香(ひなたか)の底」(〜10/2ってもっとして欲しい!)
 ロットリングのペン一本で切り絵細工のような繊細な線で金魚や花、鶏、魚等を描いている。また新しい試みとして鉄塔や電線という人工物も登場している。ペンのシャープな線が活きている。過去の作品も展示しているのでこれまで度々拝見してきた私には懐かしい。プリント作品は手ごろな価格なので近いウチに購入しようかな。林さんは写真もされるし、HP も見応えあります。www.h4.dion.ne.jp/~sukima
来月は大阪・茨城で個展の予定。いつも積極的に活動してはります。
 そのまま三条通をストーンと烏丸まで行ってneutronの2Fへ。         「Link —関連— 」(〜10/9)を開催中の宮川真一君とは妹さん共々仲良くさせてもらってる。この人の作品も初めに見たのはいつだったっけ?陶器とパンの「焼いてつくる」という共通点を活かしていつも焼き色のいい美味しそうな作品を作っている。今回はオーソドックスな器の一部がパンになったもの。土は萩と宮川君のオリジナルのブレンドでレンガ色〜生成りの焼き色なので土の方までパリッと割って食べれそうなくらい。土とパン、食べるものをのせる器と食べ物のパン、作品を見てるギャラリーと外側の食事をするカフェ。いろんな関連、Linkがあった。
 この時点で午後6時半。いい加減肌寒い。それより夏なこの出で立ちどうしよう。このまま帰ろうかな、でも買い物に行くのもちょっと早いヨナ。あ、VOICEに行けばいいいやんか。ってことで烏丸通りを北上、適当なとこで河原町方面に蛇行していく。途中でsarasa のカフェを発見。ここにもできたんだね。あ、雨が。うそーん。仕方なく日傘で雨避けしながらVOICE GALLERYにいく。先週、行けなかったけどやっと。
中塚 智 「蘇生装置としての美術  —revival device— 」(〜10/2)
 中塚君は1月まえに大阪のCASOでグル−プ展に参加してたし、その前は私が関わってた展覧会にも参加してくれていたので親しみがあった。それにしてもハイペースに発表するんだなって思ったら今回が初個展とのこと。あんた、ようやったな〜。普通は一本に集中するのに、積極的で頑張り屋さん。中塚君は版画専攻の大学院生。作品は転写したオブジェや写真のシルエットに加筆したものなど、ユニークな作風。シャーレの中には水と油に挟まれたオブラートに写された画が徐々に消えていくというもの。培養に使うシャーレを蘇生のモチーフとして扱っている。版画の枠から飛び出して自由に表現しているのにエールを送りたくなった。中塚君と作品の事やギャラリー周りの事、私の活動していること等話して場をあとにした。
雨はましになってたけど、この水色ワンピースはやっぱり恥ずかしい。降水確率20%だったのに・・・・。
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by makkiart | 2005-09-27 21:27